「世界最高峰の紳士服」という言葉で連想するブランド…それは「ブリオーニ(Brioni)」といっても過言ではありません。
(ブリオーニは1945年、イタリアのローマで「アトリエ・ブリオーニ」を創立したことから始まります。)
しかし何故、ブリオーニを「世界最高峰の紳士服」と言わしめさせるのでしょうか。
それは、ブリオーニが紳士服に「革命」をもたらしたからです。
ブリオーニが現れるまで、紳士服はすべてオーダーメイドでそれを男の正統とみていましたが、ブリオーニはそうした紳士服の中に既製服という概念をもたらしたからです。
それだけではありません。
ブリオーニのスーツは型崩れをしないシルエットを作り出し、誰が着てもフィットする立体的ライン(軽い素材を使用した軽やかなスーツ)を作り出したのです。
そして世界中の男性を驚愕させたブリオーニのスーツは、多くの俳優たちが着用しています。
「007 ジェームズ・ボンド」を演じたピアース・ブロスナン/ダニエル・クレイグは、映画の中でブリオーニのスーツを格好よく着こなしています。
また2009年に上演された「天使と悪魔」の主演:トム・ハンクスに、衣装提供をしています。
ブリオーニの紳士服には女性服の手法が使用されていて、そこには「モード」という概念を取り入れています。
誰よりも早くその「モード」を取り入れたブリオーニだからこそ、「革命」と呼ばれているのです。
既製服でも味わうことができる紳士服の魅力を惹きだしたブリオーニのスーツは、もはや完成品といえます。