アメリカ・ニューヨークに住んでいたマークジェイコブスは、パーソンズ在学中からペリーエリス賞など様々な賞を受賞するだけでなく、ブティックでハンドニットセーターを販売もしていました。
そして1984年、ロバート・ダフィとパートナーを組み「ジェイコブス・ダフィ・デザイン社」を設立しました。
1986年になるとブランド「マークジェイコブス」を立ち上げ、最年少で新人デザイナー賞を受賞します(さらに、CFDAのウィメンズ・デザイナー・オブ・ジ・イヤーを2度受賞)。
これからもわかるようにデザイナーとして特筆すべき才能を開花させたマークジェイコブスは、その後、若くしてニューヨークを代表するデザイナー「ペリーエリス」の後継者となるのです。
しかしマークジェイコブスの斬新なアイデアに対して、理解できなかった(保守的な)ペリーエリスは彼らを解雇することになります。
その後、新たに「マーク ジェイコブス・ルック」をスタートさせると、ルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターに抜擢されるのです。
これによってマークジェイコブスは、ルイ・ヴィトンを老舗ブランドから一流ファッションブランドに押し上げることができたのです。
日本に背を向けてみると、2007年に「マーク BY マーク ジェイコブス」を原宿に/2011年に「マーク ジェイコブス」を青山にオープンします。
マークジェイコブスの遊び心と大胆な色使い・プリント加工が(リーズナブルなプライス)、日本でも受け入れらているのです。
世界中の人々が認めているマークジェイコブスのデザインセンス…今後、どんなデザインで私たちを魅了してくれるのでしょうか。