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日本人なら誰もが知る、大手ファッションブランドの「カルバンクライン」。1968年にアメリカ出身のカルバン・クライン氏が自信の名前を冠にし設立します。創業当時はレディースウェアが中心のファッションブランドでしたが、約3年後にはスポーツウェア市場へ参入するなど、業務の幅を広げながら歴史は動き始めるのです。またスポーツウェア部門を設立した年に、今では同ブランドを代表するアイテムと言える化粧品や香水にも着手するのです。
1992年にはカルバンクラインという高級ブランドを一新するために、セカンドラインの「ck カルバン・クライン」を立ち上げ、大衆向けアイテムの販売へと乗り出します。その間、カウンシル賞やデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、カルバンクラインというブランドの価値を高めていきます。
カルバンクラインと言えばバッグや財布、Tシャツ、香水、時計といった印象の強いブランドですが、1970年代からは「カルバン・クライン・ジーンズ」というセカンドラインを通じてジーンズにも取り組み始めます。今ではカジュアルファッションの定番とも言えるジーンズですが、当時はまだ労働者が着用する物というイメージが強かったのです。
国内では「ck カルバン・クライン」と「カルバン・クライン・ジーンズ」の取り扱いがメインとなるため、日本人のカルバンクラインに対する印象と本来のカルバンクラインが持つイメージとは、少しかけ離れているのかもしれませんね。シンプルなデザインが特徴的なため、世界中にファンを多く持つブランドです。