1890年代に創業したメンズウェア「ボリオリ(BOGLIOLI)」は、イタリアの伝統的なサルトリアーレ(仕立て)の手法を継承したブランドです。
(創業者はピエロ・ボリオリ)
そこには、革新的な技術とその時々を反映させたニューアイデアを融合し続けています。
そして現在、ボリオリは「クラシック&モダン」をコンセプトとして、伝統に現代的要素を加え世界中の人々に提案しているのです。
そうした100年という歴史を超えた提案の中で、ボリオリは数々の名品を生み出しています。
○ドーヴァー(2008年)…3パッチポケットのドーヴァーは、ブレザー感覚で自由に着回しの利くジャケットを提案。
○Kジャケット(2003年)…高級素材のカシミアに「ティントインカーポ(=ガーメントダイ)」と呼ばれる製品染め加工を施す大胆な手法を採用したジャケットを提案。
ドーヴァーやKジャケットを提案された世界中の男性は、こぞって自分のワードロープに取り入れたのは言うまでもありません。
(他にも「コート」ジャケットが挙げられます。)
次々とその時代の流れを的確にとらえるマーケティング/ニューモデル開発に余念がない社風(ムーブメント)…それこそが「ボリオリ・スタイル」を確立させているのだと思います。
メンズファッション業界の中では珍しい生地から開発していくボリオリは、いったいどのようなモデルを発表するのでしょうか(次なる一手)。
目を離すことができないボリオリの歴史は、永遠に続きます。